成績が伸び悩む子のほとんどに必ず原因があります。

うちの子、勉強時間は十分なはずのになぜか結果にはあまり反映されていないな...そう思うこと、ありませんか?
勉強やある特定の教科に対してのセンスもあるでしょう。勉強やある特定の教科に対してのセンスもあるでしょう。ですが、それは才能がずば抜けている場合を除いては、ほとんどが誤差の範囲となります。

私の経験上、必ず原因はあります。
例えば...

・几帳面な性格故、ノート作りに集中しすぎてちゃんと問題演習にかける時間がとれない。

・解けない1つの問題に時間をかけ過ぎてしまい、時間が足らなくなる。

・テストまでのスケジュールを立てたが、時間の逆算をタイトにし過ぎて捨てる教科や単元がでてしまう。

・ただ勉強時間が少なすぎる。

などがよくあるパターンです。

つまり、個々の頭の良し悪しが理由では無いことが一目瞭然です。

実際、平均的なIQ100の±15のところに約70%が位置し、ギフテッドと呼ばれるIQ130以上の割合は1クラス40人に1人いるかどうかのレベルになります。

さらに、大人もそうですが特に発達途中の子どもの場合は、生活環境、きちんとした生活習慣、学習の工夫などによりIQが変化することが知られています。つまり、IQが平均より高いことで恩恵を受けている生徒がいる割合は1クラスに2~3人いるぐらい、さらにその恩恵も少し高いぐらいだと人より少し暗記が得意、計算が速い、読解力が優れている、といった程度です。

『羨ましい~』と思ったあなた、何か気づきませんか?

そうです、上の全て、学習トレーニングによって獲得できてしまうものなんです。

つまり、クラスで1番の子はクラスで1番勉強時間が長くてやり方を工夫をしているということになります。

実際私が今まで指導してきたトータル200名ほどの小中高生、社会人の中で、優秀な学生や高収入と言える職業に就かれている生徒ほど人一倍努力家です。夜中まで勉強したり、ゲームや遊びを我慢したり、本人は自分からは言わないですが、成功する生徒は必ず見えないところでも努力をしています。

なので何故伸びないのか、ではなくまずは、伸びない理由を探しましょう。

発達障害や学習障害などをもつ生徒を含む、多くの生徒を見てきた中で培われた私の経験を元に、焦らずまず理由を把握することから始めます。そしてその子に合ったやり方で進めます。

私の指導通りにしていただければ、ほとんどの生徒さんで学習能力の向上が見られますし、英検も一発合格させる自信はあります。

生徒には各自それぞれの目標に向けた勉強プランを作成します。さらに、週1回の生徒やテスト前の生徒には、週のどこかで進捗報告を入れさせます。きちんと学習日以外も管理下に置くことにより、塾直前に慌てて出来そうなところだけ終わらせるような無駄な宿題や勉強を絶対にさせません。

​☆“Give a man a fish and you feed him for a day; show him how to catch fish and you feed him for a lifetime.”【魚を一匹やれば1日食いつなぐが、魚の取り方を教えれば一生食いはぐれることはない】私の留学先の学部長室のガラス壁に書かれていたことわざです。私もここから『勉強を教えるのではなく、勉強のやり方を教える』そして、ゆくゆくは自分で出来るようになって欲しい、そんな指導を心掛けています。